僕はどうやら極端なことをする人が常に気になるらしい。
今日もいつも行く居酒屋で、顔半分くらいあるメガネをかけた、40代くらいの女性が近くに座った。こんなデカイメガネは今まで見た事が無いと思えるほど大きい。
彼女はおもむろにに瓶ビールをたのんでいた。瓶ビールをいきなり頼むのは、飲兵衛の証拠。
しかしなんでそんなにもメガネがデカくある必要があるのか?について、ずっと考えた。
しかし本人に聞くこともなく店を出た。
帰りの電車の中でもずっとその事を考えた。
思えば、僕は子供の頃の友達は、ユニークな人が沢山いた。
例えば、全ての成績がオール1 なのに算数だけは常に5のやつ。ヘビを平気で振り回すやつ。喧嘩は絶対誰にも負けないやつ、 出来事と言う漢字をしゅつらいじ、と読むやつ、大学に焼酎をラッパ飲みしながら登校し、あさからベロンベロンの人、などなど。
僕はその人達と仲良くつるんでいたわけですが、今思えば、そんな極端な人に対しての憧れと言うか、どうしてそうなんの?と彼らの行動が気になりつつ、つるんでいた。
なんであなたは算数は天才的なのに他は1なの?
何故ヘビを振り回すの必要があるの?
なんでそんなに喧嘩が強いの?
なんで出来事と言う漢字をしゅつらいじと読むほどバカなの?
なんで朝から焼酎のボトル口にくわえて自転車で投稿してるの?
その様に思った瞬間からその人の事が気になってしかたがなるのです。
僕は昔から一般的な物や事には一切興味がわかない。代わりにいわゆる変な人への憧れはとても強かった。
そんな事を今日もデカメガネのお姉さんがきづかせてくれた。